どんな名言も意味が不明なら役に立たない。

 

 

 

名言とか、金言とか言われる、言葉で人の行動や人生を大きく変えてしまうと言われているアレだ。

 

そして、そういった名言というのは、ネット社会の助けもあって、有名な人の名言であれば、検索すればすぐに見つけて読むことができる。

 

しかしだ、名言にも色々ある。

 

ただ単純に聞いてかっこいいと思わせる名言もあるし、具体的に成功に導くための方法論的名言もある。

 

前者は何の問題もないのである。

聞いて、感動して、やる気が出れば名言としてはもう十分機能しているのだから。

 

問題は後者である。

名言というものは基本的には短い文で構成されている。

その短い文の中で人に感銘を受けさせるのだから名言と呼ばれるのだ。

 

 

長ければ、名文になってしまう。

 

つまりは、ライフハック的、具体的成功策を伝授するような、名言というのは、短い文の中に自分の伝えたい要旨を的確に詰め込まなくてはならない。

 

結果として、抽象的な文章である名言が発生することになる。

 

では、それの何が問題なのか、曲解が頻発してしまうことが問題である。

 

名言を紹介している色々なサイトを閲覧していると、同じ名言なのに、解釈の仕方が全く違っている、もしくはまるで逆というケースが見受けられる。

 

その上でその名言の発現者の意図をわかりきったように論を進めるものもいる。

 

それが問題なのだ。

 

だから、ある人物の名言を読んで感銘を受けたのであれば、その人について、もっとよく調べるべきなのだと思うのだ。

 

つまりは名言を名言だけで完結させるのは、前者の単純にカッコいい名言だけにして、

 

後者の方法論的名言は、新刊に付いている帯の煽りくらいの認識で読む方が堅実なのではないかということである。

 

でないと、例えばだが、

「天は人の上に人を作らず」なんて言葉をそのまま受け取って、恥ずかしいことになってしまうかもしれない。