文章、弁舌における指摘、批判の方法

 

 

 

周囲の人間に対して、プレゼンを行う時、個人に対して何かを訴える時。

 

コミュニケーションにおいて、相手を褒めるということも勿論重要であるが、仕事を進める際は、時には相手の改善点、欠点を指摘する必要が出てくる。

 

何にでも長所と短所がある、というけれども。

 

状況に即して考えれば、絶対的な短所というものは存在してしまうのだ。

 

 

ならば、仕事のため、業務のためならば、やはり、指摘、批判のスキルというのは大切である。

 

だから今回はあえて、指摘、批判を行うにあたり、重要なことを述べる。

 

といっても今回述べるのは一つだけであり、これが指摘、批判を行うにあたっての最低限のラインでもある。

 

それは

「指摘、批判される側が受け入れやすいように訴える」

ということである。

 

これが非常に重要である。

 

なぜなら、指摘、批判というものは基本的には相手を欠点、改善点を突くものであるから、相手が傷つくという可能性は高いし、相手もそれを理解しているから、抵抗する気持ちが強くなる。

 

一つに意見に対して、恐れと抵抗の気持ちをもって接したとしても、良い結果が生まれないのは明らかだろう。

 

その指摘、批判がいくら的確であろうともだ。相手が不快ならば、拒否される可能性は上昇する。

 

それに指摘、批判の内容によっては、今後の人間関係に亀裂を生じさせてしまう可能性もある。

 

だからこそ、指摘、批判は伝え方というのが肝になってくる。

 

ではどうすれば良いのか。

 

確実に効果があるのは、あまり多くの人の前で指摘、批判を行わない、ということだ。

 

恥をかかされたという思われるのが、相手にとっては甚大なダメージになる。

人数が多ければ多いほど、そのダメージは深くなり得るから、可能であればメールや二人だけの時に伝えるという配慮ができると、それだけでも、伝わり方は変わってくる。

 

間違いそのものは認めていても、多くの人間の前で間違いを認めるということができない。

ということは多くあるケースである。

 

しかし、その割には多くの人間の前で好んで相手を批判する人もいる。

 

確かに多くの人の前で相手を言いくるめると、自分が勝ったような、皆から称賛を得ているような、そんな感覚に陥ってしまいがちであるからだろう。

 

こんなことばかりやっていると、いつか仕返しを喰らうだろう。

 

仕事においては、味方内においての指摘、批判というのは、全体をために行うのだという意識は大事である。

 

自分一人が気持ちよくなろうなんて人は自分一人で仕事をすればいいのだ。

(これは皮肉ではなく、実際、適材適所というものはある)

 

相手を思いやった上で、指摘、批判を行うことができるならば、あなたは周囲から認められ、敬われることが多くなるだろう。

 

その結果、業務は好転するに違いない。