毒吐きと健康とその取り扱いについて

 

 

 

 

毒、それは人の肉体に悪影響を与えるものであり、大半の人から恐れられ、疎まれるものである。

 

毒を制するために毒を使用する機会はあっても、好みで自ら毒を取り込む人間はそうはいないだろう。

 

しかしながら、いやだからこそ、といった方が良いかもしれないが、人は毒を吐くことが多いし、毒を吐くことによってリフレッシュをする生き物だ。

 

いつも、誰にでも毒を吐くような人間は嫌われてしまうけれど、全く毒を吐かない人間というのはそれはそれで健康によろしくない。

 

体内に毒を貯蔵させたままで、健康でいられる訳がないのである。

 

だから人は毒を吐く。

 

 

親しい人への愚痴として、

宴会の席での不満として、

愛する人への欲求として、

人は毒を吐くのである。

 

この毒はどのような扱いをすれば良いのだろうか、毒が悪いものであり、毒を極力させるべきである。

 

それは多くの人が認識している。

 

しかしながら、「毒を吐く人間」に対する認識が欠如している人は多いのではないだろうか。

 

つまりは毒を吐く人間は悪であると認識したことはないだろうか、毒を吐かれたということは、その人から憎まれているのだと認識したことはないだろうか。

 

確かにその可能性はある。十分にあり得る。

 

しかし、ながら溜まった毒はいつか吐かなくてはならないし、その毒を吐くタイミングを皆が上手にコントロールできる訳でもない。

 

毒を吐く時にたまたま近くにいた人があなただったということも、可能性としては十分にある。

 

そして繰り返すが、基本的に毒は誰にでも溜まるし、いつかは吐き出されなくは健康によくないし、その吐き出すタイミングは誰もがコントロールできる訳ではない。

 

この事実を正しく認識しないと下記2点について誤解を起こしてしまうかもしれない。

 

1.自分は嫌われているのではないか

2.毒を吐いた人は悪い人なのではないか

 

この2点の誤解は巷に溢れかえっていると思う。

自分だって毒を吐くくせに、他人から浴びた毒には上手く対処できずに、さらなる争いや憎しみという毒を生んでしまうことがある。

 

毒は誰にでも発生し得るものである。

 

ならば、自分自身が出す毒を適切なタイミングで出すこと、他人から受けてしまった毒に対して適切に処理すること。

 

これが面倒事を避けて面白おかしく生きるための重要な方法の一つであると思う。