ボケたくない人、ボケさせたくない人がいる人、または脳力を向上させたい人に提案する「音読」という対策。

 

 

 

みんな、ボケたくない

 

そんな悩みはある程度老いてから発生する悩みである。

なぜ、そのような悩みが発生するのかと言えば、勿論、いつもできていたことができなくなったからである。

 

もしくは、他人ができるのに、自分はできない場合である。

 

悩みの発生原因は、能力に依存する部分が多い。

 

だからボケるという現象はどんな人間にとっても悩みの種のとなる。

 

当たり前である、自分が子供の頃から、いや、生まれた時からできていたことが初めてできなくなったのだ。

 

初めて自転車に乗れたような感動、幸せ、達成感の逆を体験させられているようである。

 

また、初めて自転車に乗れたことが新しい世界の始まりであるならば、ボケてできることが少なくなったということは、人生の終焉を考えろ、とまではいかないが、自分の生き方について再考する必要があるということである。

 

確かにできることができなくなることにより、また新たな可能性が生まれることはある。

できることが多すぎる人間ほど、案外迷って、立ち止まってしまうということはままあることである。

 

だから、できることが減るということは、悪いことではないのかもしれない。

 

しかし、ボケを良いことだと思う人が少ない事実だけは確かである。

 

ならば、そのボケに対する効果的な改善方法はやはり提示されるべきであると思うのだ。

 

体が元気で、脳みそも快調。そんな状態が死ぬまで続けばこんなに幸せなことはない。

 

ボケ防止の解決方法

 

 私が今まで脳科学の本やら、勉強の本やらを色々調べてきた結果。

 

 音読が最高の脳トレーニング方法であり、ボケに対しても有効な手段である。

 

との結論がでた。

 

なぜ、音読が効果的な方法であるのかを以下に述べる。

 

1.手軽である。

本を一冊も持っていない人はいないだろう、と私は思っている。

また、紙の本は持っていなくとも、Kindleくらいは持っているだろう。

 

だから、どんな人でもすぐに始めることができる。

 

物事を達成するには簡単に始めることができ、尚且つ「継続」できるということは重要である。

 

その観点において、本を音読するという方法は非常に有効である。

 

本を開くのも簡単であるし、声を出すのも大して問題ではないはずだ。

 

誰でも実践できるし、成功する確率は高い。

 

 

2.理解、記憶、思考スピードの訓練

 

本を読むという行為は、子供の頃からやっていることであるが、実際この行為は非常に高度であり、当然ながら人間にしかできないことである。

 

本に書いてある文字を視覚的に認識する。

その文字を脳で処理し、漢字を解釈し、発音を思い出し、音声情報に変換する。

音声情報を口と舌で表現する方法を脳が考え、実際声に出す。

発声された音を自分の耳がキャッチして、脳が認識する。

正しく話せているか、文章は正しいものであるかのチェックを脳が行う。

 

この行為の中には、ざっと挙げただけでも、

  • 文章を理解する。
  • 文章を記憶する
  • 文章を解釈する
  • 文章を変換する
  • 声に出すために、体を使う。
  • 声に出した情報を認識する。

 

という行為が含まれている。

つまりは、人間に脳にとって大事な要素を余すことなく網羅しているということである。

 

また、人間はやればやる程能力が向上するという性質があるので、音読することによって、思考スピードが向上するという結果になる。

 

要するに、ボケ防止であり、脳力の向上である。

 

 

3.新しい事柄に触れることができる。

 

本を読むということは、何度も同じ本を読まない限りは、毎回が新しい事との出会いである。

 

この新しいことに出会う、触れるという行為が非常に重要なのである。

 

なぜか?

 

ボケるということと、脳の海馬という箇所の働きには大きな関係があるからだ。

 

人間がボケたという認識に至るケースとして、

「物事を思い出せない、覚えられない」ということから認識することが非常に多い。

 

何かを思い出せない時、日常会話でもよく使う表現だろう、

「あれ、ボケちゃったのかなぁ、あはは」みたいな流れで。

 

つまりは、ボケには記憶能力に関連するところが大きいということである。

記憶に関連する脳の部位は「海馬」である。

海馬を鍛えるためには、「新しいことに触れる」ということが肝要になる。

 

だから、新しい、自分が知らない内容の本を音読するということはボケ防止、脳力向上につながるのである。

 

音読の具体的な実践方法

1.10分から20分程度を、毎日やる。

 

必ずとは言わない、しかしできるのであれば、毎日行うことが望ましい。

 

なぜなら、音読という方法を「習慣」にして欲しいからである。

習慣になったことは実践するにあたって、ストレスは軽くなる。

 

やらなければいけない日が決まっているということは、それなりのストレスになる。

 

また、ボケている人、もしくはそうなりかけている人に対して、ある特定の日にしか実践しないように促すと、その日にちを忘れてしまい、そもそも実践できない、という現象が発生してしまう可能性がある。

 

それだけは避けなくてはいけないことなので、毎日習慣的に行う方が良い。

 

2.音読する本の種類は問わないが、未知のもの、新しい本にする。

 

先ほどの説明で述べた通り、新しい事柄に触れると脳の海馬という部分が活性化され、脳力が向上する。記憶の能力が鍛えられる。

 

そのためには、自分が今まで読んだことのない本を音読するべきである。

 

知らなかった事を知ることは、人生に好奇心を与える。

好奇心に満ち満ちて生きる人はそれだけで幸せである。

また、知的好奇心が脳を活性化させることは言うまでもないことだろう。

 

3.音読するスピードは無理のない範囲で行う。 

 

 トレーニングの類で一番重要なことは、実践できること、継続できることである。

 

よって、できるだけ自分に苦しい思いをさせてはならない。

無理をしてはいけない、無理をしてもロクなことはない。

 

音読をするにあたって、ストレスを感じる原因になってしまう要素としては、上手く発音できない、という部分があるだろう。

 

だからこそ、訓練する意義があるのは確かなのだが、そこで挫折してしまい、そもそも実践ができなくなるという事態だけは避けたい。

 

だからこそ、自分のできる範囲で確実に実践するということが大切なのだ。

 

 

 おわりに

以上が音読がなぜ効果的あるかということと、具体的な実践方法である。

音読という行為は、言葉が話せる人間にとって、基礎体力の訓練みたいなものである。

 

だからこそ、ボケ防止にはもってこいだし、脳力を向上させたいと思っている人にもうってつけの方法である。

 

どんな分野の人間でも、大成する人は基礎能力が非常に高いし、基礎の訓練は徹底して行う。

基礎訓練を甘く見る人がいるが、高度な技術はと基礎の積み重ねと、その組み合わせの結果である。

 

 土壌がしっかりしているからこそ、立派な花が咲く。

 

音読はそのための一助となること受け合いである。