本番で緊張する人は、「義務感」に押し潰されてはいませんか?

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練習は本番のように、本番は練習のように

 

人前に出ると急に何にもできなくなる人というのが結構いるそうな。

私はあんまりそんなことがないからわからないけれど、やっぱり当人としてはたまったものではないだろうなぁ。

 

そういう人に限って、練習量も尋常じゃないし、練習での成績は高いらしい。

それなのに、いざ本番を迎えると下から数えた方が良いような結果を出してしまっては元も子もない。

 

周囲から期待されている分だけ、余計に辛い思いをしてしまうだろう。

いや、それだけ期待されているからこそ緊張が発生してしまうのかもしれない。

 

能力も高い、周囲からの期待も高い。

だから絶対に成功させなければいけない。

そう固く思い込んでしまうから、固くなって上がってしまうのではないだろうか。

 

いつもならばできることが本番になるとできない。

当然ながら脳みその構造に変化が生じた訳ではない。

試験を行う際の器具や快適さがそこまで成績に影響する訳でもない。

 

やはり本番でアガるのは本人の心の持ちように他ならない。

だから解決の糸口はそこにあるのだろう。

 

ならば、当人の心理状態というのは具体的にどのようなものなのだろうか?

 

「ねばならない」は緊張の元

 

心理状態としては当然「緊張」である。

ではなぜ、緊張が発生するのか?という話である。

 

この答えは「義務感」であると思っている。

ねばならない精神である。

絶対に間違えられないというプレッシャーである。

 

この気持ちは行動に強い意思を伴わせるが、それだけに緊張に弱い人間はその感情に押し潰されてしまうこともある。

 

その結果失敗に終わってしまう。

そして次に挑戦する時も、この前は失敗したのだから、今度こそは「絶対に成功させなければいけない」と思ってしまう。

 

さらなる、強い義務感のプレッシャーを発生させている訳だ。

こんなことで次の本番が上手くいく道理はない。

 

どんなに本人が優れた材料を持ち合わせていたとしても、いざという時にその材料を使用して相手に提供することができなければ、それは良い料理とは言えない。

 

材料ばかりを溜め込んで、料理に変換させることができなければ、いずれその材料は腐り果ててしまうだろう。

 

本番で緊張する人への対策

 

だから、この症状に対しての対策は2つある。

 

1.義務感をなくす。

2.料理に慣れる。

 

単純な対策だが、この症状に関してはこれで十分である。

 

義務感があって上手くいかないのならば、義務感をなくせは良い。

簡単である。

 

では、どうすれば義務感を減らすことができるのか?

そもそもの義務感の発生の要因としては、「周囲からの期待」であった。

ならば、その期待を消してやれば良い。

簡単である。

 

いっそのこと、練習で思いっ切り悪い成績をとってやろう!

皆の期待を裏切ろう!

失望されよう!

 

そうすれば、最初の内は驚くだろうが、次第にみんながあなたのことなんて「どうでもいい」と思い始める。

そうすれば占めたものである。

密かに練習を重ね、自分の能力を研鑽することに注力しよう。

練習での成績などはどうでもいいのだ、本番で勝てれば良いのだから。

 

本番で緊張してしまうのならば、対策としては、如何に本番でリラックスできるか、を考えれば良いのである。

 

その一端として、周囲からの無関心である。

 

なんであれ、周囲からの期待で精神を参らせてしまう人は、他人に対して意識的になり過ぎているのかもしれない。

そんな自分の深層心理と向き合う良い機会になるのではないだろうか。

 

ちなみに2番の料理に慣れるだが、これは言うまでもない。

本番に慣れていけば、次第に緊張感なんてなくなるという理屈である。

この経験をたくさん重ねられる人間は確実に成長する。

 

初見の人間が弱いのは当たり前なのだ。

慣れている人間が強いのは当たり前なのだ。

 

たまに初見でも強い人間がいるけれど、それは「似たような環境」を経験してきたからであって、全くの無知の人間が活躍できる場所なんてない。

 

練習ではできるのに、本番ではできない。

良質な材料はたくさんあるのに、良い料理を提供することができない。

 

もったいないことは確かである。

周囲の目が怖いなんていうのは考え方ひとつで改善できる要素である。

 

自分の環境をちょっと変えてみるだけで、上手くいくことはたくさんある。