抱えきれないほどの荷物を背負ってしまわないように携帯しておきたい一つの思考。

スポンサーリンク

 

老後の夫婦に憧れて、目先の現実から目を逸らす。

  

やらなければいけないことだけで精一杯だ!

やりたいことが全くできずに人生を過ごしている人は多い。

 

仕事やら、なんやかんやで自分のやりたいことができない!

どうしてそうなってしまったのだろうと嘆くこともあるのだろう。

 

要するに降ろすのが非常に困難な荷物を持ち過ぎてしまったことが原因でこうなっているのである。

 

そこの判断はすごく重要だと思うのである。

 

例えば昔の時代でいうなら、「一国一城の主!」みたいな感じでみんなが煽られて家を何十年というローンを組み、多大な借金を背負って購入することがブームだった。

 

今の感覚から考えると信じられないけれど、みんながやっていたブームだからみんな不思議にも思わなかったのだろう。

それに、昔は景気がうなぎ登りであったのだから、これからもそうなるに違いないと思う人も多かったのだろう。

 

だが、それは実際には降ろすことが困難な思い荷物である。

そして、その荷物を降ろせたとしても得られるメリットはない。

借金だけが残り資産だけがなくなる。

 

時代の波に上手く乗って、丁度いいタイミングで資産を手放すことができた人間だけが得をした。

しかし、そんな人は稀である。

大概の人間はブームにより、思考停止状態により損を被ることになった。

 

何かを手に入れる時に考えること

 

さて、ここから得られる教訓は何か?

  • 無理をするとロクなことはない。
  • 身の丈にあったようなことをしろ。
  • ブームに踊らされるな。
  • ちゃんと計算しよう。

こんな教訓がすぐに思い付くだろう。

大切な教訓だが、具体性に欠けているようにも見える。

 

私がこの経験において今、最も重要だと思うことは。

「それを手にする時には、それを捨てる時の事を考えろ。」

ということである。

 

手に入れる時、購入する時の気持ちというのはドーパミンがたくさん出て非常に心地良いものである。

 

家であるならば、どこにどんな家具を置こうか、子供は何人作ろうか、休日には家族でどこに行こうか、このキッチンで何を作ろうか。

そんな妄想がいくらでも湧いてくる。

 

学校でも会社でも仕事でも恋人でも結婚でも、

似たような妄想をするに違いない。

 

そして、新しく手にする物が絶対に良いことであり、上手く行き、継続できるという確信がなぜかある。

それを真っ向から否定するつもりはない。

何の期待も夢もない人生は退屈である。

 

だが頭の片隅に、手に入れたものを捨てる時のリスク、を入れておいた方が良いのではないだろうか。

 

大きな事を始める。

大きな物を買う。

それはとても魅力的であるけれど、失敗した時の代償も大きな物である。

 

少なくても、失敗したとしても自分の資産がゼロになる程度のレベルのリスクにした方が良いのだと思うのである。

 

それ以上の無理な挑戦は、自分の精神を不健康にしてしまうことが多くなるだろう。

そして不健康な精神で物事が上手くいくとは思えない。

 

家の購入、事業の立ち上げ、または子作りなど。

 

そういった、一度決めたら取り返しのつかないこと、については始めるにも勢いが必要である。

そうでなければそんなに大きなことは実行できない。

だが、勢いだけでは不十分であると思う。

 

ブレーキ思考の用意を

この会社で成功するんだ!

自分が未来を担う社長になるんだ!

この人と一生添い遂げるんだ!

 

そんな気持ちに水を差すのは非常に億劫だが、頭の隅っこに、または腹の中に、ほんの少しでもいいからそんな感情を持ちあわせていることが、自分を最大の危機から救うことになるのではないだろうか。