楽で退屈でスキル不要で長期間雇用の会社は「安定ホワイト企業」なのだろうか?

二極化と安定企業


今の時代は科学技術が著しく成長しているせいで、人間の仕事が急激に奪われてしまっている。

今まで、当たり前に正社員としてのポジションを与えられていたような業務なんかでも、今の時代ではアルバイトが低賃金で行うような業務に成り変わってしまったりしている。



単純な仕事は安いし、少ない。


複雑でスキルが必要な仕事は高くて、たくさんある。


だから今の時代に二極化が進むのは当然の理屈である。


そんな二極化の時代でも、少なくなったとはいえ、単純な業務だってある。


単純な業務を依頼する会社にだって堅実、誠実な会社は存在するだろうから、単純な仕事でも長期間働き続ける事ができる可能性はある。


そういう風に仕事をしている人間も相当数存在する事だろう。


こんな状況を見て、「これから人工知能が急激に成長していく事によって、人間の単純労働は奪われていくのだから、今の内に手に職を付けろ!」という警告をしたい訳ではない。


そんな警告は、誰でもどんな所でも言われている事である。


だから今回はもっと当たり前の話をしようと思う。

スキルが身に付かない企業は「安定企業」なのか?

もう一つ別の視点、自分の現状から鑑みて、何度でも再認識しておかなければいけない事だと思う事である。



人工知能とか関係なしに、スキルが一切身につかない職場で働く事は、途轍もなく恐ろしい危険なのだ。


という話である。


こんな事は今の時代当然の事である。



昔の終身雇用ならばわからないけれど、今の時代ならば、人工知能よりも口酸っぱく言われている事である。



しかし人間は忘れる。


安定して、楽な環境にいると、ずっとこれが続くものだと勘違いしてしまう生き物なのである。

茹で蛙、という奴である。




もし仮に、自分が働いている環境は、堅実誠実な会社であったとしよう。

だから、どんなに単純な労働だとしても、必ず3年間は雇ってくれる、素晴らしい会社だとしよう。


だから、3年間は楽に生きる事ができるのだが、当然単純な仕事だからスキルは一切身につかない。


そんな環境で三年が経過したら、どんな状況になるだろうか。

退屈な環境にどっぷり浸かった人間に需要はない!


3年後には崖っぷちに立たされているのと同じ状況になる。


これは極端な話だけれど、どんな業界にだって通用する話である。


会社の形態とか、時代の流れとか、年齢とか、家族とか、人工知能とか。


そんな要素でいくらも言い訳することはできる時代なのだけれど、やっぱりスキルのあるなしが、肝になってくるのは誰もが認める事実だろう。



それこそ、今の時代はインターネットのおかげで、個人単位で仕事を請け負ったり、依頼したりできる時代なのだ。


日々スキルを磨ける人間が生きていけるのは当然なのである。




だから、安定した環境にいる人間こそ、自分が茹で蛙になっていないかどうかを確認する必要がある。


人間はいくらでも怠ける事ができる生き物である。



茹でられて、ふやけて、動かない人間に金を出す人なんていない。




今、自分は茹で蛙になっていないだろうか?