イロトカタ

純然たるイロトカタです


悪行を詰んでお金持ちになるか、善行を詰んで貧乏に生きるか?

欲望と才能が釣り合うのかどうか、自分に問いかける

有名な人や大きな企業の悪行がバレると、すぐにニュースやネットで広まる。


あんまりニュースを率先して見る方ではない私でも、今年はそんな事件がたくさんあったなぁ、と感じる。


実際多かったのかどうかはわからないが、現在だとPCデポだったり、ジャニーズだったり、そんな超大手企業が世間を賑わしている。


お金が欲しい。


きっと誰だって欲しい。


そしてその欲望を叶えようとする時にきっと考える事がある。

  • 自分には才能があるのか?
  • 才能のない人間が、悪いことをしないでお金持ちになれるのか?
  • だとしたら、悪いことをしてでも私はお金持ちになりたいのか?


という事である。


無意識の内に誰もが考えるのではないだろうか。


当然、最初の質問で自分は天才だという事が明らかなのならば、何の問題もない。

ただ、成功してお金持ちになって、世間から尊敬されて生きればいいのである。

傾いた天秤を元に戻すために

だがしかし、当然ながら皆が天才なんかにはなれない。

天才は極少数だからこそ天才なのである。


だから二つ目の質問に移ってしまう。


無能な人間が、善行だけを積んでお金持ちになる事ができるのか?

という問いにぶつかる。

そんな方法が簡単に思い付くのであれば、その人はきっと無能なんかじゃない。

よって、無能な人間の二つ目の回答は、「無能が善行を詰んでもお金持ちにはなれない」である。

どちらを手放すのか

だから結局、大半の人間は最後の質問に入ってしまう。


「悪行を詰んでお金持ちになるか、善行を詰んで貧乏に生きるか?」

その選択肢に迫られる。


その選択肢の回答比率が実際どうなっているのかは不明であるが、現状の日本はそこまでの地獄にはなっていない。

  • 悪行を諦めた人
  • 悪行に踏み切れない人
  • 善行を積む事を心に決めた人


色々な人がいると思うが、これらの人間が悪行を行わない人であるし、悪行によってお金持ちにならない人である。



悪行をしない人がいれば、逆に最後の質問で悪行を行う事を誓う人間もいる。


当然ながら、それらの人間が全てお金持ちになれる訳ではない。


お金を求めるが故に余計に不幸になる人間なんてたくさんいる。

大金を手に入れたけれど、その後、復讐や後悔や罪悪感で人生を楽しめない人もいる。



別に腹を決めたからと言って、成功すると決まっている訳ではないのだ。

器以上の何かは入らないから整理整頓してスッキリしよう

さて、そんな事を考えると、お金について明らかに成功し幸福になれる人間というのは、最初の質問にて「才能がある」という回答が得られた人間のみになってしまう。



実際どうなのだろうか?


結局そうなのかもしれない。


だが、確実に言えるのは「お金にとらわれて余計に不幸になっている人が非常に多い」という事である。


3つの質問がモヤモヤと頭の中を何年間もうろついているせいで、精神的な苦痛を味わっている人間はきっと多い事だろう。


例え、善行だけを積むと覚悟した人間がこの世に存在したとしても、お金にとらわれ、お金が手に入らない上での善行で心から幸福になれる人間はそうはいないだろう。


きっと頭の片隅にお金についての欲望がべっとりとこびりついて、心を苦しめるだろう。




これらをもって、人生について特別素晴らしい教訓を提示する事はできない。


しかし、確実にわかった教訓と言えるかどうかも怪しい学びはある。


「お金は自分の器以上に求めると不幸になる」

という事だ。


自己分析、自己判断、そして適度な諦めを。


少年漫画や、大人気ドラマには出てこないような学びである。


しかし、世間を不幸にしないためにも。

そして何より自分を不幸にしないためにもそれはきっと大切な事である。