責任感が強い人は自殺しやすいから、その対策を考えてみた。


www.bloglifer.net



上記の記事を読んだ結果、思い至った事である。


素晴らしい観点であり、非常に役に立った。



ただ、この記事の以下の文章を読んでいる時にふと疑問がよぎった。

サラリーマンという責任の重い立場に疲れたなら、
責任の少ないセミリタイアという生き方も出来る。
責任感の強い人ほど迷惑をかける事を避け、結果的に自分を追い詰めてしまう。
これだけは避けなければならない。

全くその通りだと思う。


自殺する人間というのは大概が「責任感がある人間」である。


つまりは「真面目過ぎる人間」である。


だからそんな人間が逃げ道を準備しておくことは有用であるとは思う。



しかしだ。


もし仮に逃げ道があったとしても、「真面目過ぎる人間が逃げるなんて手段を取るだろうか?」という疑問が浮かんだ。


真面目な人間は逃げないから真面目なのである。


そしてそもそも真面目だから、「逃げ道を作る」という提案をされた所で、「それは会社にとって失礼だからやるべきではない」とか言うのではないだろうか?


だから逃げ道を作らないし、逃げない。


よって真面目な人は苦しみ、最悪のケースに至ってしまう事だってある。


今回参考にさせて頂いた記事は「逃げる事ができる、真面目過ぎない人間についての記事」である。


だから、私は「そもそも真面目過ぎる」事によって逃げられない人間について記事を書こうと思う。




なぜ真面目な人は真面目なのか?


色々な理由があるが、代表的なものとして以下が挙げられる。


▶ 家族の教育によるもの

▶ 他者への依存心が高い

▶ 真面目である事がアイデンティティと化してしまっている


内部的な要因、外部的な要因があるが、どんな場合であれ「真面目な人間は自分の真面目さを悪癖だと認識してはいない」という事が共通項である。


だからこそ、自然に自分を苦しめ、自分を貶め、最終的には自分で自分を終わらせるという事態に陥ってしまう。


さらには、真面目さの問題点は、「真面目である事を批判してくれる人間が非常に少ない点」にある。

真面目である事は、「無難に褒めやすい点」であり、「褒めておけば将来的に利用しやすい」からである。


真面目だね!と声を掛ければ、きっと多くの人間が喜ぶだろう。

なぜなら仕事において評価されていると感じるからである。


だから、真面目だね!と声を掛ければ多くの人は「仕事をもっと頑張ってくれる」のである。


それを悪用してしまうブラック企業が存在することを強く認識しておく事は大事である。

ここに真面目さの危険性が潜んでいるからだ。


自分に自信がない人間はこの罠にとても掛かりやすいのである。


自信がない→他者への依存心が強くなる。

周囲から真面目だと褒められる→真面目さを自身のアイデンティティとしてしまう。

というパターンに真面目な人は恐ろしいほど簡単にハマるのである。

真面目である事の自分と他者への弊害


真面目であることは、他者にとって無難に褒めやすいということは先に挙げた通りである。


では次に考えなくてはならないのは、「真面目である事のデメリット」である。

不真面目さを失う

真面目であるという事は不真面目ではないという事だ。

そして言うまでもなく、「不真面目さのメリット」は多々存在する。

その両方を柔軟に使いこなす事ができないで、極端に拠った思考と行動を取ることは非常にリスキーである。

自由な発想を失う

真面目というのは、「ルールを遵守する」という事に繋がる。
だから真面目過ぎる人間は絶対に画期的な枠組みを超えた発明を行う事ができない。

ルーチンだけをこなす人間が大成する事はない。


他人に対しても真面目さを強要するようになる。

これは自身が直接的な言動で意思を示さなくても、徹底して真面目な行動と言動をする事により、周囲に多大なプレッシャーを与える結果になる。


自分を不幸にする

言うまでもないが、自分に優しくすることが一切なければ、いつかその身を滅ぼしてしまう事は自明の理である。

バランス良く自分をコントロールするから、人は前へ進めるのである。


周囲を不幸にする

先に挙げた通り、他人に真面目さを「直接的、もしくは間接的に強要」することになるので、真面目さの害を受ける人間が増加してしまう。

何事もバランスである。

どうすれば真面目から脱却できるのか?

周囲の人間ができる事

周囲の方からの協力としては、「とりあえず真面目さを褒める」事を避けてもらうのが有効な手段だろう。

こういった些細な言動から人の性格は形成される。

特に自分に自信のない人間は、非常に強く他人の言動に影響を受ける。



日常会話では意識せずとも自然に発生する事なので難しいかもしれないが、「真面目過ぎて苦労している人」を助けたいと思ったのならば、まず取って欲しい手段である。

自分ができる事

自分に自信を持つ

根本的な解決であるから、非常に難しい事なのは認識している。

しかし、当然ながら根本的に解決を行わなければ、問題は再発する。

▶ 有用なスキルを身につける

▶ 信頼し合えるパートナーを作る

▶ 根拠のない自信を持つ訓練をする

などの方法があるだろう。


実は自信なんてものは、実際の能力値とはあまり関連性がないので安心して欲しい。



私の代わりはいくらでもいる!という事実を認識する。

ネガティブな響きではあるが、これがいくらかの気楽をもたらす事は事実だと思う。

「私が絶対に果たさなければいけない仕事はないんだ!」という意識をまずは持って欲しい。

それこそが自分自身の心と体を安心させるのである。

責任感が強い人は「自分がやらなくてはダメなのだ!」考えてしまっている。


そんな微妙な所で傲慢になっていたら、それは真面目過ぎるので、もっとふざける事、遊ぶ事を意識して欲しい


あと最悪「自分のせいでプロジェクトが失敗した」としても、それは妄想だから気にしない事。

プロジェクトが失敗した原因が、自分だけのせいなんて事はありません。


そして、そのプロジェクトのせいで会社が倒産したとしても、案外みんな強く生きていくものです。

責任を感じて自殺する人間は、当然ながら責任感の強い人だけです。


もしもやるべき事があるならばそれは自殺ではなく、「自分と似た真面目過ぎる人間へのケア」ではないでしょうか?。

どうにもならない時は「もうどうでもいい」と考えてしまえ!


人を気楽にする言葉の代表である。

人間はダメな状況に陥っても、案外なんとかなる場合の方が多い。

実際の環境で苦しむのではなく、「自分の理想像と現実が噛み合わない」事によって苦しむ場合は非常に多いです。

どうにもならない事を嘆いても仕方がないので、もっと気楽になりましょう。