「西尾維新/刀語_第四話_薄刀・針」のあらすじ、感想、レビュー

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どうして原作とアニメは同じ速度で走れないのか


なんやかんやでもう第四話である。



レビューではまだ四話であるが、もう実際には八話まで読んでいるのである。


レビューの頻度を上げなくては、いつまで経っても追いつかない事になる。




原作とアニメの調整しかり、一つの作品に対して複数の企画を立ち上げようとすると、速度とタイミングについて繊細に手を打っていかないと、どうしても両者の現在位置というのは乖離してしまう結果を産んでしまう。



一人の人間がやっているだけでも、これだけの開きが出てしまうのだから、複数の人間が自分の思惑に従って行動してしまえば、もっと酷い結果になる事は言うまでもない。


だから、ドラボンゴール等みたいに地面が揺れたり大気が震えたり回想シーンがめっちゃ長かったりで、アレヤコレヤで尺の埋め合わせ、もとい誤魔化しをしなくてはならなくなってしまう。



タイミングや速度を合わせる能力は、純粋に作品を作成する能力と同じくらいに、クリエイターにとって重宝されるスキルであるのだ。

現実、実に無残


で、今私は第四話のレビューを書こうとしている。

で、今私は第八話まで読み進めている。


ダブルスコアである。


まぁ、これがアニメの制作であるのならば、十分に余裕があっていいんじゃないのかな。



どんな状況でも前向きに捉える事もまた、クリエイターにとって必要な能力なのだろう。


そうでなければ、やっていけないんじゃないかな。

やっとレビューが始まるよ!やったね!


そんなこんなで、刀語、第四話、薄刀針である。



針って刀なのかね?


という疑問は辞めよう。


これからもっと、とんでもない刀が出て来るのだから、この段階でツッコミを入れていては身が持たない。



針じゃ突き刺す事は出来ても、斬りつける事は難しいだろう。


そんな刀を使用する人間を剣士と呼んでよいかは非常に疑問な所ではあるが、今回の場合は問題ないだろう。


何しろ、今回その刀を使用する人間は、日本最強の剣士であるからだ。


名前はなんだっけ。


あれだあれ、「拙者にときめいて貰うでござる」の人だよ。


こういう事態になるから、早めにレビューを書いておけばいいんだよな。


第一話:真庭蝙蝠

第二話:宇練銀閣

第三話:敦賀迷彩

第四話:???

第五話:校倉必

第六話:凍空粉雪

第七話:鑢七実

第八話:日和号


うん、他の話に関しての主要なキャラクターについては簡単に思い出せる。


どうして人間っていうのは、こんな事態を呼んでしまうのだろうか?

今話したい話についての情報が私は今一番欲しいというのに。

錆白兵は影が薄いのだろうか、薄刀だけに


仕方がないから、インターネットで調べるのである。


調べた。


見た瞬間、アハ体験である。


そうだ錆白兵だよ。


いやーめっちゃすっきりしたよ。


こう、自分で思い出したいなーなんて思っていて、悶々としている事について、パッと答えがわかると気持ちが良いよね。



まぁ、私が失念するのも無理もないのである。


だってこの人、散々持ち上げられて、期待させた上で、全然出番がなくて終わるじゃないですか。


この第四話って鑢七実とまにわにの三人である、真庭蟷螂、真庭蝶々、真庭蜜蜂との戦いを書いているじゃないですか。


アニメで予告された内容と、実際の話が全く違ったのは斬新な裏切りであった。


本音を言うと、やっぱり錆白兵との戦いは見たかったが。



そうである、今回は錆白兵は出てこないと言っても差し支えない。

戦ってはいるが、書かれてはいない。


戦闘終了後の、鑢七花と奇策士とがめとの感想が聞けるだけである。


だから、今回のレビューはどこに注目したらいいのか、正直言ってわからない。

人が何かに惹かれる理由と自分だけができること


タイトル的には錆白兵であるし、内容的には鑢七実とまにわにである。


まぁいいや、錆白兵とその刀についてでも書こう。


錆白兵は超天才剣士であり、鑢七花が打ち倒すまでは日本最強の剣士であった。

そして、薄刀針は言ってしまえば最弱の刀である。


ほんの少しでも、斬りつける角度を間違えてしまうと、それだけで薄刀針は崩壊してしまう。

この刀は、太陽の光で透き通るくらいに薄く脆い刀なのである。


刀は斬る相手を選ばない、しかし刀を所有する者は選ぶ、という原則に従って考えるのならば。


日本最強レベルの超天才でなければ、この刀を使いこなす事はままならない、という事なのである。



所有者は鞘であるから、似たもの同士か真逆でなくては、うまくはまらないという事である。



まるで恋愛である。



そういう観点で考えると、錆白兵というのはイケメン高学歴のエリート街道を進む、超有能人である。

一方、薄刀針というのは、外見こそは最高であるが、中身は何の役にも立たないダメ野郎といった所だろうか。


錆白兵としては、薄刀針でなければいけない理由はないように思える。

しかしながら、薄刀針からすると、自身を使用する事ができるのは錆白兵だけである。

その「自分だけにしか使いこなせない」という事実によって錆白兵もまた薄刀針に惹かれるのである。


オンリーワンの魅力というのは恐ろしいものがある。


錆白兵がこの刀を使用しなかったら、鑢七花に勝利できたのではないか?と思う私からすると、「私だけ」という価値は場合によっては毒になるのだなと思う。



「あなたにしかできない仕事なんです!」

「あなただからこそお願いしているんです!」

「あなたに断られたら、もう他に行く所がありません!」

こんな事を言われたら、誰だってウットリしてしまうに違いない。


それに加えて錆白兵の場合は四季崎記紀の作成による刀の毒である。


魅了されない訳がない。


当然の理屈によって錆白兵は薄刀針に惹かれたのである。

錆白兵戦のアニメが見たい!


で、私の感想、というか要望としては「錆白兵と鑢七花の戦闘シーンがアニメで見たいな!」という誰でも思うような気持ちが一番強い。


あったら絶対に燃えるに決まっている。


まず錆白兵の名前を忘れる事はないだろう。


どんなに有能でも認知されなければ意味がないのである。