「西尾維新/刀語_第十二話_炎刀・銃」の感想、レビュー

それ、刀じゃないです、銃です。卑怯ですよ。

あれだな、右衛門左衛門は真庭人鳥やっつけちゃうし、真剣勝負に銃使うし、不忍とか名乗りつつも忍者の技使うし色々とあれだよね。

まぁ、キャラが立ってるから許すけど、いや人鳥の件は許さないけど。



刀語の最終巻、良い物語でした


虚刀流と奇策士の場面はアニメだろうが、ラノベだろうが鳥肌が立ちますね。


なんやかんやで、人が消えてしまうシーンというのは、使い回されていても、古臭くても、人の心を打ってしまうのですね。

  • 唐突な期間限定
  • 人間関係の大幅な変更
  • 究極の自己開示

こんな要素が詰め込まれているのだから、人の心を惹きつけるのは当然の流れなのでしょう。



この辺は感想とかもうそういうのいいよって感じです。

文章だとしても、これは心で読む場所だろうから、言葉で語るつもりもないです。


実際買って読むのだが、一番良いと思うと思った。

最後のボスラッシュはやっぱ楽しい


やっぱり圧倒的な強さで強敵を蹴散らしていくっていうのもテンプレだけど爽快感がスゴイよね。

あと、秘められた力を解放したからこその、強大の能力ってのもいいよね。

されには、残された人間が自暴自棄的に発揮する強さってのもいいよね。


だから、この巻は最終巻にて最高の巻になったと思います。


結果はどうあれ、精一杯の人生

この物語の登場人物は初期の鑢七花を除いては、目的が明確でそれ以外のことは目にもくれない、という生き様の人ばかりでした。

結果としては、そんなカッコイイ生き様を持った人達は「鑢七花と否定姫を除いては」全員無残に散ってしまったのですが。


なんであれ、それが生きるという事なのだろう。精一杯生きるという事なのだろう。

前向きな生き方というのはこうなのだと、物語の登場人物達に教えられました。



目的の途中で死ぬって事は目的に向かって生きたことの証明です。

で、やっぱり人生とっては「生きる」ことなのだから、それは非常に前向きな生き方であったのです。


素晴らしい物語でした。