もう街中ガラス張りにしたらいいのに。透明こそが絶対的安全をもたらす!

安全なまちづくりのために


日常。それと危険。


この二つの要素はかけ離れているように思える。


非日常こそがスリリングな体験に溢れていて、日常は退屈で無為でぬるま湯のような安全に浸かるもの。そう思っているのではないだろうか。


だがそれは間違っている。非日常は確かに危険だが、だからと言って日常が危険ではない、とは言えない。


対極の存在に位置するからと言って、その両者がまるで反対の性質を有しているかと問われれば、そんな事はない。私はそんな事を学んだ。


白か黒か。善か悪か。


そうやってこの世界を綺麗に二分割できれば気楽だろう。実際にその気楽さという快楽に精神を委ねて「例外や取りこぼし、想定されないケースなど」をどちらか一方に無理やりラベル付けをして、少数派を虐げることを精神安定剤にして服用される人もいる。そんな薬を常用するものだから、現実との乖離が進行して余計に症状が悪化するのだと言うことも知らずに。



割り切れない物、どちらでもないもの、正確に分類できないもの。


そういう存在が世の中にはどうしようもなく存在してしまうのだ、という厳然たる事実に目を向ける事こそがその人の精神を最も安定させる何よりの薬になるはずなのに。


そんな事を考えていた。


そんな事を考えていたら、曲がり角から自転車が出てきてびっくりした。危なかった。なんかカッコつけた事を考えてる時に「ひやぁあ」みたいな情けない声を出すと全てが台無しになる。


この街は不透明過ぎるのだ。それこそがこの日本社会の諸悪の根源だと確信した。

なぜこの国は透明じゃないのか?


日常的に目にしている物、体験している事。それらに私達は疑念を挟む余地がない。日常は我々にとって当たり前の現象なのであって、それ以上思考を巡らせる必要はない。そう思っている。



本当にそうなのだろうか?今一度胸に手を当てて考えてみて欲しい。


この街が、この国が、全て透明だったら事故率は圧倒的に下がるのではないか?



考えた事はないだろうか?なぜこの街は不透明なのか。


「ガラス張りの政治を!!!」

そんなスローガンはよく聞く事がある。


ならばまず政治家達がやらなければいけない事は街を透明化する事ではないのか?ガラス張り、つまりは政治家が透明性を強調する割には、この街はなんら変化の兆しもない。つまりは政治家は口だけで、本当に世の中を透明にしたい訳じゃないんだ。街が透明じゃないように、政治も透明じゃない。それが私には理解できた。



実際問題、口で言うより目に見える形で何かを示した方が圧倒的に人に影響を与えるのである。


私はテストで100点が取れるぞ!という人間より、100点満点の答案用紙を両手に持って掲げている人の方が説得力があるに決まっている。


つまりはガラス張りの政治を行いたいのならば、まず街をガラス張りにすることから始めなくてはならない。

不透明のメリットってありますか?

  • 全てが透明だったら、曲がり角で自己が起こる事も圧倒的に減るだろう。
  • 誰かが誰かの家に不法侵入していても即座に逮捕へと繋がるだろう。
  • レントゲン検査の大幅なコストカットにもなるだろう。

これだけの協力なメリットを挙げれば、もう意見を挟む余地はないだろう。透明こそが正義であると、透明こそが安全であると。


閉鎖社会こそが様々な悪い現象を発生させている事は誰もが知ることだろう。だから全部見える化を施してしまえば良い。



日常という当たり前に存在する事象だからこそ、人は無意識のうちにそこに改めて思考する事を辞めてしまう。つまりは不透明処理を施してしまう、見えなくしてしまう。


今まで見えなかった物が見えるようになった時。新しい世界が見えるだろう、自分の卑小さが恥ずかしくなるだろう。


そして気づくだろう。見えない方が良い事も世の中にはあるって事を。



まぁ、人間や社会ってのは汚い所を隠して、表面的な部分を丹念に磨き上げていくことで、ようやく誰かと誰かが繋がる事ができるのである。



隅の隅まで点検したら、誰にだって絶対に見たくない部分はある。でもそこに目をつむって、見えないようにして、良い部分だけを見て関わり合っていく。それがコミュニケーションである人間の知恵である。


だからこそ、不透明であること、見えないこと、知らない事にも感謝することがあってもいいのではないか。私はそんな事を思った。



【9mm Parabellum Bulletがニューアルバムを出す。楽しみ。PVで見たけど「ガラスの街のアリス」がカッコイイ!!以下にリンク貼っておきます】

www.youtube.com


【こっちが9mm Parabellum Bulletのニューアルバム「BABEL」です】