【JR総武線で運転士居眠り】何千人もの命を乗せても、慣れれば居眠りだってできる事件。【ブレーキかけたまま】

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慣れない人間なんていない


人間は何にでも慣れられる生きもんや!!


ナニワ金融道の名言である。今でも私はそのセリフを忘れられないし、人間の強さや恐ろしさの片鱗をその言葉によって教わった。


キャラがカッコイイ訳でもないし、爽快なストーリーが展開される訳でもないけれど、それだけに世の中のリアルを伝えてくれる点においてナニワ金融道は名作である、という気持ちは今でも変わらない。




まぁ、極端な表現をするならば、人殺しでも詐欺でもリストラでも、人間最初は抵抗や緊張がある物事でも、何回も繰り返して慣れていく内に当たり前の事だと認識して、慣れて油断していくものなのだろう。

私は電車の運転手について詳しく知らない

今回の事件にしたってそうだろう。


何百人、もしくは何千人もの人間の命を乗せて運転いている乗物の中で、自分のその人達の運命を握っているというのに、その途中に居眠りをする!ってのは、まぁ運転手という職業に就業したことのない人間からすれば考えられない話だろう。



人間というのは、何かしらの職業に就業するのならば、何かしらの面で誰かしらの人間の人生を左右する能力を所有している。


どんな仕事でも最終的には人間の利益になり得ているのだから、それは当然の話である。


タクシーの運転手、バスの運転手、船の運転手と、この世には色々な乗物を操作して人に快適さと利便性を提供して金銭を授受している職業の方がいるのだが、その中でも電車の運転手というのは一度に乗せる人間の数が結構多い方なのではないだろうか。飛行機のパイロットも中々多いのだろうが、まぁなんであれ電車に乗せる人間の量もかなりのものである。




で、そんな電車の運転手の実態を私は詳しく知っている訳ではない。


スピードの調整がどんなもんなのか、カーブの時に気を付けなければいけない事はなんだとか、到着する時刻に応じてやらなければいけない事は何か、一日に何回往復するのか。


そんな事を私はまったく知らないけれど、今回のこの「JR総武線の運転手居眠り事件」という触れ込みを見た時には、多少の憤りを感じた。



だってそうだろう、「何百人を超える大勢の人間の命を乗せた乗物の中で、その最重要人物たる運転手が居眠りをするなんて、そんなのけしからん!」と思う事に対しては、何百人の命を重要だと思えば思うほどに、感情の高ぶりは抑えられないはずである。



停車駅より30メートルも手前で停車した、その後10メートルオーバーランして、8分遅れで停車したとのこと。


電車でGoだったら、とんでもないスコアなはずである。


これに関しては電車でGoをやっただけの人に、リアルで運転させた方が良いスコアが出たのではないだろうか?


それでも、電車でGoでハイスコアを取った人間だって、毎日何回も同じような電車を運転していたのならば、きっと飽きて油断するだろう。そして結果として、いつか居眠り運転をしてしまうだろう。

厳密に言うならば、人間に責任を追求するべきではない


私は決して居眠りをした電車の運転手を擁護するつもりもない。また厳しく責めるつもりもない。



再三繰り返すが、人間というのは何にでも慣れられる生き物なのである。


そして慣れれば飽きるし油断する。


ならば、そんな当たり前の現象の原因を人間に求めるのではなく、システムに求めるのが妥当であろう。



きっと、偉い人が居眠りをした運転主に「ダメだよ!こんなことをしたら!」と叱ったとしても、きっといつか当事者が、もしくは他の誰かが似たようなミスをするだろう。



現代の人間は今までの時代の中で一番優秀な人間なのだと思いあがっている人もいるかもしれないが、基本的なスペックとしては原始時代と大して変わっていないはずだ。


変わっているのは科学的な知識と技術である。その過去の人間の恩恵に預かって我々は知的な現代を生きているに過ぎない。



勿論、今回居眠りをした運転手に対しては厳しく叱るべきだろう。


しかし、今後の対策として、その運転手を叱っただけでは不十分である。


結局は根本的なシステムの改善を施工せねば、根本的な物事は改善しないと思う。


表面上の結果をしかめっ面をして批判非難をすることは誰にだってできる。


だが、根本的な原因は何で、将来的な改善策は何か?って事を現実を良く見て真摯に考えられる人間が明日の生活をより良くしていけるのだと思った。


電車の運転手さんくらいに人の人生を直接的に左右する人間は多くはないだろうけれど、それでもこういうシステム、仕組みについて真面目に考える癖は、どんな職業に従事する人間であっても大切な事だろうと思う。


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