性善説思考で商売を考えるのは如何なものだろうか。

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「心の綺麗さ」と「裕福さ」はまるで関係がない

綺麗な心を持てば、自然と人とお金が集まってくるんだ!だから人を愛そう!人の幸せを考えよう!


という論調が嫌い。


一番お金を稼げるのは、一番商売を追求している人である。

一番良い人が、一番お金を稼げる道理なんてない。


真面目に音楽をやっている人がオリコンチャートのトップ10圏外なのに、握手券付きのCDを売りさばいているアイドルグループが毎回のようにナンバーワンを取りレコード大賞なんかを獲得したりするのも、あれは「商売的音楽」の世界だから握手券の方が勝利するのである。


ちゃんと握手券は商売の事を追求しているから「商売的音楽の世界」でトップに君臨し続けているのである。


純粋に音楽を追求している人は、音楽としては本当に素晴らしくても、莫大な富を手に入れられるかと言ったらそんな事はない。


お金儲けを追求する人が、たくさんのお金を手に入れる。

音楽を追求する人が、素晴らしい音楽を作る。


現実として、そういう風になっているように見える。


だから、心が綺麗だからお金持ちになったとか。人を愛しているからお金持ちになったとか、そういう意見は好きじゃない。

お金儲けを極めた人間がお金持ちになる

「人が好きで、人が喜ぶ事を追求していたら、素晴らしい商品を作れてお金持ちになりました!」

よく聞く話であるし、そこに大きな嘘があるとは思えない。


しかし、それは偶然である。


「人が好きで、人が喜ぶ事を追求する」という行動が「顧客のニーズを把握する」という点と偶然イコールになったから、儲かっただけである。


それがたまたま重なり合っているパターンが存在するから利益が出ているだけである。


「人が好きで、人が喜ぶ事を追求する」人間の何割がお金持ちになっているのか?


「お金が好きで、お金が儲かる事を追求する」人間の何割がお金持ちになっているのか?


残念ながらそんなデータはないけれど、私個人は「お金を追求する人がお金を儲ける」と考える。

お金と善性と天罰

「綺麗な心で、人の役に立って、自分はお金持ちになって幸せになる」


まぁ、それが一番良いのは確かだろう。


しかし、綺麗な心を研鑽する事で得られるのは、綺麗な心である。

人の役に立つ事によって得られるのは、人からの感謝と人の役に立つ能力である。


別にお金持ちになる能力とはなんら関係はない。まるで無関係である。



お金を得る手段には色々ある。色々の中には「善」や「綺麗」という言葉では到底表現できないような行為もある。


よく槍玉に挙げられる「転売屋」だって、今頃はスプラトゥーン2の影響で任天堂スイッチを売りさばいてボロ儲けしている事だろう。
(定価が3万円くらいで、今のamazonの価格が5万程度である。)


転売行為は、あらゆる場所で批判非難されているけれども、罰則なんてまるでないような物だし、天罰が下る事なんてあり得ないし、きっと今頃はスイッチを売って得た大金で美味しい酒とご飯でも食べているのではないだろうか?


「そんな事をしてると、将来ロクな事にならないぞ、罰が当たるぞ」


こんな感じの意見を2chまとめサイトで見た。そんな訳ないと思った。



言うまでもなく、転売は定価で商品を購入したいと考える人間にとっては、不愉快な存在である事には間違いがない。その人達から見れば「善」や「綺麗」とは、ほど遠い行為だ。


でも、儲かる。しかも楽。


先見の明を持っている人ならば簡単な話だったのだろう。



そんな簡単で当たり前の現実を前にして、「綺麗な心ならば」、「人の役に立てば」お金持ちになれる。「人に迷惑を掛けてお金を儲けると将来バチが当たるぞ!」なんて論調はまるでふざけているとしか言いようがない。

善と商売とシステム改善


結局の所、人間には善人もいるし、悪人もいるのだ。


そして善人だろうが、悪人だろうがお金持ちになる人はいる。要は善悪はお金とはまるで関係がない。


善人がお金を得て幸せになり、悪人は貧窮に喘ぎ不幸になる。


そんな図式を作りたいのならば、他人に嘆くことも、掲示板に愚痴を書くことも無意味であり、システムを変えるしかない。


人の心はそんなに変わらない。どうにも昔から良い人がいれば悪い人もいるようにできているらしい。


よって、今回の転売のケースで考えるのならば、amazonの「実物が無くても予約した物を出品出来るシステム」を変える、といったシステムそのものの修正が行われなければ解決には至らないだろう。まぁ、それでも別の道から他の手段を考えてくるから、そんな簡単には解決しないだろうが。



システムの問題ではないが、少なくても転売を嘆く人は「絶対に定価より高い転売商品は買わない努力」は必要だろう。
(というか、転売屋を批判しておきながら、転売屋の商品を購入している人がいたら笑う。)


おわりに


任天堂スイッチ、4月の内に買っておけば良かったと心の底から思う。


別にスプラトゥーン2とかやったことないし、そこまでの興味がある訳じゃないからいいんだけど、「買えない」と思うと「買いたくなる」のである。


まぁいいか、マリオが出たら考えよう。