イロトカタ

純然たるイロトカタです


副業が本業からの逃避になっていないか

働きたくない気持ちはわかるよ

仕事をしたくない。働きたくない。

そういう人はたくさんいて、その誰もが仕事から逃げる理由をいつも探している。


風が降ったら、雨が降ったら。まぁそんな程度じゃ仕事をしない理由にはならないのだけれども、その程度のイベントでもどうにか膨張させて、仕事をしないための立派な一本のストーリーを仕立てて上げてしまう事もある。


手段を選ぶのは、目的に大きな価値を感じていないからだ。

本当に達成したい目的があるのならば、手段など選ばない。


本気で仕事をしない人間は、真剣に仕事をしない理由を求める。


とは言えども、仕事をしなければお金は手に入らないし、一生遊んで暮らせる金を簡単に手に入れられる程に天才でもない。さらにはそこそこに自分という存在にプライドを感じていたりする。


そうなると、最低限の仕事をして死なない程度の金銭を手に入れた上で、自分のプライドを守ろうとする人間が誕生する。


つまりは、些細な理由を言い訳に仕事を休む癖に、「副業」だとか「自己投資」という名目で本業から離れようとする思考と習慣を獲得してしまう。

副業を本業からの隠れ蓑にしてはいないか

無論、人間には適職というものがあり、副業を色々と試している内に最適な仕事が見つかる可能性は大きくあるので、副業を否定するつもりはない。

ただ、副業が「本業からの隠れ蓑」という有効な使い道が存在してしまっているのも確かであり、人は無意識の内に自分を騙して逃げてしまう事がある、という話だ。



繰り返すが副業は悪くない。だが、世間体とプライドを保ったままに生産性ゼロの活動に専心できてしまう状態には警戒するべきだ、という話だ。


今の時代は「漫画の感想を書く」とか「ゲームをして楽しい話をする」とかでもお金儲けの方法として成立してしまっている。そういった方法で必死で汗水垂らして働くサラリーマンの給料の何倍も稼ぐ人もいる。

それで金銭を得られる限り、それは商売なのである。


よって、「漫画を読む」「ゲームをする」という行為も、「副業のためだから!これ、副業のためだから!自己投資!」という言い分は通ってしまう。
(言い分は通るが、結果が出なければいずれ皆が去っていくことは言うまでもないとしてもだ)



ゲームや漫画は極端な例かもしれないけれども、インターネット技術の発達のおかげで「ありとあらゆる行為が商売に直結」するようになった。

だからこそ、「ありとあらゆる行為が逃避にもなり得てしまう」のである。

ポーズを取る事にコストをかけても意味はない

別に、逃げるなとは言わない。

しかしながら、戦っているポーズだけを取りながら実際の所は何もしない人間というのは自他共に不快だろう。さらには誰もお得な思いをしない。


逃げるなら心から逃げを認めて十分に体力精神力を回復させて、再挑戦すればいいのである。


戦うポーズを取る事にコストを費やして、「十分な休息も、十分な戦闘も」成し遂げられなければ、その先に見える未来は誰にでも想像が付くだろう。