イロトカタ

純然たるイロトカタです

イロトカタ 201807021923



「失礼だぞ!」と言葉狩り的に言われた時の対処法・反論

マナーを武器にする人

「なるほど」とか「了解しました」という言葉を失礼だと糾弾する人がいるらしい。

その人がどういう思いで失礼だと言い放ったのかは知らない。ただ、多くの人は不意を突かれて社会的道徳について激怒すれば、反射的に謝罪してしまうだろうし、そうでなくても萎縮したり思考にエネルギーを費やすことで積極的な姿勢を崩すだろう。

別に「失礼だぞ!」を連発する人がそういう意図を持っていると断言している訳ではない。本当に失礼な場合もあるからだ。ただ、悪意は善意を隠れ蓑にする場合も多々ある事は常々頭の片隅に残しておきたいものだ。


失礼をする人も失礼をされる人もいるが、今回の問題は「失礼」を武器にして他人に迷惑を掛ける存在についてである。正義の名の下に暴虐の限りを尽くしたり、善意を口実に金品を集めるするように、道徳を武器にして相手を支配しようとするケースもあるのである。


そういった人間。卑怯卑劣有害悪辣な輩に対しては断固として対処・反論せねばなるまい。私にとっても周囲にとっても何ら得な事などないからだ。


マナーは大切だが、マナーで他者を束縛しようとする人は害悪である。ならば、そういった害悪に対して、どういった対処をすればよいのだろうか?

「では、みんなに失礼がどうか聞いてみましょうか?」

たぶん、これが結構効果があると思う。些細な言葉に敏感に反応して「失礼」の名の下にマウントを取ろうとするような奴は「気が小さい」「臆病」「その上周囲から好かれていない」「というか嫌われている」という要素を持ち合わせているはずなので、「みんな」を武器に応戦すれば大概の場合、ビビる。デカイ声でも出して皆に問いかければ一発だろう。

結局は、マナーとか失礼とか言った事はその組織での共通了解的に決定されるものなので、総意を求めるのが一番分かりやすい。日頃からの根回しはやはり重要である。

逆に超権力者であるならば、その人の思想がその組織ではルールなので大人しく謝るか、別の組織に移動することを考えよう。

「そうやってマウントを取ろうとするのは卑怯ですよ。」

これは喧嘩に発展しそうな言い回しなので、注意して使う事。喧嘩したい場合は率先して使おう。

「あなたの言った事は「マウントを取る」という世間で言う所の意地汚い行為であり、さらにはお前は意地汚さを行使するために卑怯な手段を使用する最低な人間なのだ!」というレベルの主張ができる。

人間ってのは核心を突かれると激怒するようになっているのである。そこで激怒しない人は高潔な人間である。「なるほど」とか「了解」とかに一々「失礼だぞ!」と言ってマウントを取るような人間は高潔ではない。よって怒る。

こういうダサい怒り方をすると周囲からは余計に疎まれる事になるので、挑発する場合はできるだけ周囲に人がいる状態で仕掛けよう。

「そうやってマウントを取ろうとするのは卑怯ですよ。」の挑発は相手だけに聞こえるようにこっそりと、相手が激怒した場合は目立つように工夫しよう。

「そんな事を言ったら、あなたの~だって失礼ですよ。」

多少の口論には発展するだろうが、自分は反論できる人間だとアピールするには、そこそこ有用だろう。

「なるほど」や「了解」レベルが失礼だと主張するのならば、きっと「お疲れ様でした」だって失礼になるだろうし、「ため息」だってそれに該当するだろう。机を指でトントンするとか、舌で音を鳴らすとか、喋り声が大きいとか、タバコの匂いがキツイとか、体を揺らして目障りとか。

誰にでも悪い所はあるので、探せば絶対に失礼な箇所は見つかる。「なるほど」や「了解」を失礼とするのならば、生命活動そのものだって失礼と言えそうなものである。

なので、その人固有の微小な失礼を探し出して指摘しよう。この時、その組織において多くの人が有している失礼を指摘するのはNG。危険である。敵の数は少ない方が良いのである。


この辺は咄嗟の対応力が必要になるかもしれない。

だが「なるほど」や「了解」程度の事を平気で失礼と言える人は、大概の場合、失礼な要素を多く持ち合わせているはずである。

「いえいえ、最近は失礼じゃないんですよ。」

多少は穏便な方法だろう。それでも多少の反感の意志は見せられる。相手の出方を見るには最適だろう。

この言葉で激怒する輩は概ねお年を召されている方々だろう。だが、それでも融通の効く人ならば「時代も変わったのかな」なんて譲歩の意志を見せてくれるだろう。

何であれ、「自分は絶対に正しくて、話し合いの余地なんてない!」と考えている人とは、断固として戦うべきなので、そういう人格を備えているかを確認するのは大切である。

繰り返すが、その人物がその組織における超権力者ならば、諦めましょう。

「どうして失礼なんでしょうか?」

これまで挙げた中では一番穏便だろう。そして相手の人格も計れる良い方法だと思う。

ロクな理由もなく「私が失礼だと感じるから失礼なんだ!口答えするな!」などの、何の理由もない自分勝手な意見が飛び出すのであれば、争うしかないだろう。

逆に理路整然とした誠実な意見が出てくるのであれば、ちゃんと話し合えば良いのである。その上で、失礼かどうかを判断すれば良い。
そういうしっかり自己の意見を持っている人ならば「少し考えさせて下さい」とか言っても、許容されるだろう。というか許容されないのならば、その人の人格を疑え。

「じゃあ、何と言えばいいのですか?」は言ってはいけない。

相手が「失礼だぞ!」と言った後にすぐこの台詞を言ってはいけない。

相手の人格と意見を判断する前に相手に主導権を与える事になるから。非常に危険である。相手が何と言おうと、私と相手は対等なのである。そこはしっかりと認識しておかなければいけない。

発言と人格

まぁ、基本的に「なるほど」とか「了解」とかで失礼だと怒る人はロクな奴ではない。というか突発的に怒る人間は計画性がない阿呆であるので、そんなに丁重に扱うメリットはないだろう。

発言だけで人を尊敬してはならないが、発言だけで敬遠すべき人はいる、という事なのだろう。

発言内容には気を付けたいものだ。開放し過ぎず、束縛し過ぎず。